ことりと暮らす夫婦の話

さっぽろ在住、子供が欲しい夫婦の、試行錯誤やあれこれ。

稽留流産

妊娠判明後、ずっと右下腹部の張りを感じていました。

張りと表現していいのか…内側から押されているような。

明らかな異常はないので、子宮が大きくなっているせいではないかということで、様子を見ることになりました。

 

陽性が出た後の最初の検診で、小さな胎嚢が確認。

6週目の半ばで、心拍が確認できました。

赤ちゃんは週数どおりに大きくなっているし、心拍も確認できました、順調です、と。

 

つわりらしきものも始まっていて、

えずくだけでなにも出てこない吐き気と胃の不快感がほとんど。

でも食欲は普通にあってなんでも食べられる。

しんどいけど想像していたほど辛くなかったので仕事も続けられそうだな、と思いました。

この時点で直属の上司に報告。

不妊治療していることは話していたので喜んでくれて、

大事にするように、休むことを躊躇しないでと言ってくれて、すぐにもっと上に掛け合って通勤時間をずらす手配をしてくれました。

朝の電車、混むので何もなくても辛かったから非常にありがたかったです。

 

このとき、仕事で資格を取らなくてはいけなくて、追い込み時期ということもあり寝るのが少し遅くなることが続きました。

そうしていたら、恐らく寝不足による貧血のような状態と若干のお腹の痛み…

怖くなって、今回ダメでもまた受けれるんだからちゃんと寝よう、と生活リズムを戻し。

 

試験と同じ日に病院の予約を取ってあったので、それを楽しみにできる範囲でがんばって、

夫にも心臓が動いているところを見せてあげたくて、

試験が終わり、夫に仕事を早上がりしてもらって、

一緒に病院へ行きました。

 

甲状腺の薬を続けるか判断したいということで採血し、

内診にはわりと早く呼ばれ。

一緒に内診室に入るのは初めてだったのでなんだか緊張するね、と言いながら先生を待ち、

内診が始まりました。

 

いろんな角度から胎嚢を確認してる。

先生はなにも言わない。

正常でないことはわたしにもすぐわかりました。

胎嚢の大きさの割に、赤ちゃんらしきところがあまりにも小さい。ほとんど黒く見える。

しばらくしてようやく、

 

ここが赤ちゃんになるところなんですけど

 

と切り出され、

胎嚢は大きくなっているのにここは前回の検診からほとんど大きくなっていないし、

心拍が確認できません

と。

血の気が引くのがわかりました。

ひとつひとつ説明されるのに返事をするのがやっとで、夫の様子を確認する余裕はありませんでした。

 

先生からはすぐに掻爬手術の説明がありました。

念のために術前にもう一度超音波で見て、間違いなければ取り出す手術をすぐにしますと。

 

会社に確認せずに一番早い日に決めてしまいました。

来週の早くに受けてきます。

 

完全に事後ですが上司に電話し報告。

勤務外でこんなこと聞かされてまた休む連絡で、だし

本当に申し訳なかったです。

手術の日と次の日は休みをもらって、そのあとは経過で相談させてもらうことになりました。

 

話しながら、涙が止まりませんでした。

夫が一緒にいてくれて本当によかった。

ひとりだったらどうなってたんだろう。

 

ここから2,3ヶ月回復を待つとして、わたしはさらに年を取ってしまう。

順調にいっていたとしても出産時には35になっているのに、

いろんなリスクがもっと大きくなってしまう。

それなのに子供を望むなんて、そんなのただのエゴじゃないのか?

でも、

じゃあここで諦めるのか?二人で生きていく覚悟はできるのか?

どうするんだろう。とてもまだ決められません。

 

妊娠したことも流産してしまったことも夢みたいで、

どちらも全く現実感がないのに

悲しみだけはこみあげるんですね。

今も、お腹の張りはそのままだし、つわりなのかときおり吐き気があって、なにも変わらないのに。

受け入れるには時間がかかりそうですが、手術したらもっと悲しくなってしまうのかな。